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【看護職のWLB情報】平成28年度診療報酬改定の影響に関する調査結果が公表されています

投稿日時:2017年8月9日 カテゴリ:cate-info

【診療報酬】

中央社会保険医療協議会 診療報酬改定結果検証部会(第52回) 議事次第の資料として、
平成28年の診療報酬で改定された、看護職員の月平均夜勤時間に係る要件等の見直し
や夜間の看護体制の評価に関連した調査結果が公表されています。

平成28年度診療報酬改定では、医療従事者の負担を軽減する観点から、医師事務
作業補助者や看護補助者の配置に係る評価、特定集中治療室等における薬剤業務に
対する評価、栄養サポートチームにおける歯科医師との連携に係る評価等について
見直しが行われました。また、看護職員の月平均夜勤時間に係る要件等の見直しや
夜間の看護体制の評価等が行われました。

『夜間の看護要員配置における要件等の見直しの影響及び医療従事者の負担軽減にも
資するチーム医療の実施状況調査』では、このような診療報酬改定の影響を検証する
ために、関連した加算等を算定している保険医療機関における診療体制やチーム医療
の実施状況等について調査を行ったものです。

■看護職員の負担軽減策として「効果がある」の割合が高かったもの
「病棟クラークの配置」(63.2%)
「看護補助者の増員」(59.1%)
「夜勤時間帯の看護補助者の配置」(57.8%)

■看護職員1人あたりの月平均夜勤回数
<2交代・変則2交代:1人あたりの月平均夜勤回数>
変化なし
・常勤看護職員(4.7回)
やや増加
・非常勤職員(0.7→0.8回)

<3交代・変則3交代:1人あたりの月平均夜勤回数>
ほぼ変化なし
・常勤看護師【準夜勤】(4.2回)
・常勤看護師【深夜勤】(4.1回)
・非常勤職員【準夜勤】(0.8回)
やや増加
・非常勤職員【深夜勤】(0.8→1.1回)

という結果になっています。

資料については、こちらからご覧いただけます。
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12404000-Hokenkyoku-Iryouka/0000166334.pdf