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看護職のWLB情報【「イクボスアワード」「キャリア支援表彰2015」W受賞】

投稿日時:2015年11月27日 カテゴリ:cate-info

【WLB情報】

北九州市の医療法人寿芳会 芳野病院が「イクボスアワード」でグランプリを、
「キャリア支援表彰2015」で厚生労働大臣表彰のW表彰されました!

芳野病院は看護職のワーク・ライフ・バランスにも積極的に取り組んでおり、
2012年にはWLB大賞を受賞しています。
看護協会ニュース(Vol.547 2013.2.15)でもその取り組みを紹介しました。
https://www.nurse.or.jp/home/opinion/news/pdf/wlb-32.pdf

○厚生労働省「イクボスアワード」
http://ikumen-project.jp/active/active_project.php

<グランプリ受賞>
医療法人寿芳会 芳野病院 理事長・院長 芳野元氏

<受賞理由>
・ワーク・ライフ・バランスの実践が難しい業種で、 10 年前から
「子育て応援宣言」を発信し、職員の声を集めて両立支援制度を整備
・経営者としてリーダシップを発揮、 57 種類の勤務シフトや、マニュ
アル整備による業務の標準化など、職員の多様性に対応しがら業務効率
を上げる取組を推進
・医療法人の理事長、病院の院長として実績を上げながら定時退社心が
けている
・男性職員に自ら育休取得を勧めるなど声かけし、実際に取得者を輩出

○厚生労働省「キャリア支援表彰2015~人を育て・人が育つ企業表彰~」
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/20151029careerhyosho.html

<厚生労働大臣表彰>

<授賞理由>
1.キャリアファイルを使用した個人の目標管理と能力開発
入職時から研修の受講記録や資格取得、部署間の異動の状況などの経歴を
キャリアファイルに記載し、専門職としての成長記録を可視化できるツー
ルを導入している。
また、個人の目標もファイル内の「個人目標シート」で管理し、年2回、個人
目標を基に上司との面談によるチェックとアドバイスがあり、PDCAサイクルを
用いた修正・評価が行われる。

2.個人のレベルに合わせた教育と、勤務扱いでの社外研修受講の奨励
クリニカルラダー制度を導入し、経年別ではなく個々の技量に合わせた教育(5段階)
を行う。この制度で自身の成長と到達目標が見え、中長期にわたるキャリア形成
ビジョンが持てる。
勤務扱いで社外研修の受講を奨励し(昨年度258回 延べ390名)、社外での発表も多い
(年70回)。社内教育も充実し、各部署の専門職勉強会や接遇研修も行っている(年230回)。

3.自己考課表による構成な評価と副主任・付属施設長の立候補制度
年2回、自己考課表と目標管理シートを基に上司も同じ項目で公平に評価を行い、
本人と面談する。評価するだけでなくギャップのある項目について話し合い、
次期に向けてのフィードバックを行う。
副主任と付属施設長の立候補制度を採用しており、意欲のある人材の自己実現を
可能にしている。

芳野病院HPには、キャリア形成支援活動や人材育成の具体的な取組等が掲載されています。
http://www.yoshino-hp.com/index.html