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労働環境支援委員会は、看護職が働き続けられる魅力ある職場作りを支援するとともに看護職の確保・定着について検討する。

メンバー

担当理事 小阪マリ子
委員長 宇都宮淑子
副委員長 杉山洋子
委員 森田みさよ 並 杏子
末田博子 重冨美喜江

令和4年度活動報告

1 活動目標

1)働き続けられる職場づくりを推進する

2)看護職の確保・定着等について検討する

2 委員会開催

4回中4回開催

3 活動内容

1)ヘルシーワークプレイス(健康で安全な職場)研修会の開催

⑴日時:R4.9.29(木) 13:00~16:00

 講師:関西医科大学看護学部 看護学研修科 教授 三木明子氏

 内容:医療現場における暴力・ハラスメント防止対策(パワーハラスメント)

    医療現場における暴力・ハラスメント対策(患者からの暴力)

    オンライン録画の講義およびGW(意見交換)

 対象:看護管理者・事務長、参加者:24人(事務職9人、看護職15人)

⑵日時:R4.9.8(木)・9(金)10:00~16:00

 講師:公益社団法人日本看護協会 労働政策部看護労働課 奥村元子氏

 内容:ヘルシーワークプレイス(健康で安全な職場)を作る!

    ~就業継続できる職場づくりに向けて~  講義およびGW(オンライン)

 対象:中間管理職、参加者:R4.9.8:30人、R4.9.9:25人

2)セカンドキャリア支援事業

⑴セカンドキャリア支援研修会の開催

 日時:R4.12.22(木)13:30~16:00

 講師:山口県医療政策課看護指導班主任 木倉悠子氏

    安岡病院 看護部長 古本たつ子氏

    山口リハビリテーション病院 看護部長 三輪絹代氏

    鼓ヶ浦こども医療福祉センター 看護育成部長 田畑真弓氏

 内容:山口県の看護の現況

    セカンドキャリア世代の働き方を支援している施設の紹介と実際

 対象:県内の50歳以上の看護職、参加者:14人

⑵「セカンドキャリア人材バンク」の設置

  広報:11月逓送便で案内 今年度登録状況:5人

  活用状況:イベント参加協力:1人

    循環器病対策県民フォーラム やまぐち健康経営フォローアップ講習会

4 評価と今後の課題

1) ヘルシーワークプレイス(健康で安全な職場)研修会について

看護管理トップマネージャーと事務長、看護中間管理者を対象に企画開催した。看護管理者、事務長を対象に行った研修では講義後にグループワークを実施した。病院の労働環境を考える上では事務との協力は重要で事務と合同での研修やグループワークは初めて実施した。病院規模に合わせたグループにしたことで意見や情報交換が活発に行われ、事後のアンケートでは職場環境や働き方システムの整備の一助となったと好評を得た。②現場の中間管理職を対象とした研修会は講義後にグループワークの目的、方法等をレクチャーし共通認識のもとで実施した。課題の抽出や意見交換を行う中で自部署の課題の明確化や課題解決のためのアクションプランにつながったグループもあった。また研修に参加することで現場の職場環境を変えていく意識となったという意見も多くあった。次年度も現場の職場づくりの要となる中間管理者を対象に継続したい。そして研修方法や目的を実践活動報告を含めた研修に拡大して取り組み支援して 「働き続けられる職場づくりを推進する」活動としたい。

2) セカンドキャリア支援として、セカンドキャリア支援研修会と「セカンドキャリア人材バンク」の設置について広報・活動報告を行った。研修での具体的な施設の紹介を県東部の情報や福祉施設など拡大して取り組んだが、コロナ禍の影響と自施設での継続就労が支援される環境に変わってきているためか参加者が少なかった。参加者へのアンケートで今後の研修テーマの希望は、働き方と生活設計や年金制度についてがあり、次年度の研修内容を検討していきたい。「セカンドキャリア人材バンク」の設置に関する広報は研修会の中でも実施し各病院施設へ広報した。次年度以降も継続して広報してセカンドキャリア世代の人材活用につなげていきたい。

令和5年度活動計画

1 活動目標

1)働き続けられる職場づくりを推進する

2)看護職の確保・定着等について検討する

2 委員会開催

4回

3 活動内容

1)ヘルシーワークプレイス(健康で安全な職場)研修会の開催

 目的: 看護職が健康で安全に働きつづけられるために必要な考え方やその視点および体制づくりについて理解し体制づくりに繋げる

 ⑴ ヘルシーワークプレイス(健康で安全な職場)研修会①

  対象:中間管理職

  内容(2日間):講義(1.5日)およびGW(0.5日)

  講義:いきいきと働きやすい職場づくりをめざすために中間管理職に必要な視点

  講師(案):奥村先生

  時期:7月~8月

  演習: いきいきと明るい職場づくりを実践するために、中間管理職としての課題の抽出

 ⑵ヘルシーワークプレイス(健康で安全な職場)研修会②

  対象:中間管理職

  内容(半日間): GW(0.5日)

  時期:R6.2月頃

  演習:いきいきと明るい職場づくりの実践報告

 ⑶ヘルシーワークプレイス(健康で安全な職場)研修会③:看護管理者

  対象:未定

  内容(半日間): 未定

  時期:9月頃

2)セカンドキャリア支援事業

 ⑴セカンドキャリア支援研修会の開催

  目的: 定年を前にした人達に、定年後の働き方について情報提供を行うとともに、看護職としての広い視野でセカンドキャリアを考える機会となるよう活躍の場の情報提供を行う

  対象:県内の50歳以上の看護職(就業・未就業を問わず)

  時期:12月頃

  内容:未定

  講師:未定

 ⑵「セカンドキャリア人材バンク」の設置

  目的: セカンドキャリア世代の看護職が、これまでの経験を活かし本協会が実施する諸事業や市町等の地域活動及び病院施設における諸事業の参画を支援する

  方法:「セカンドキャリア人材バンク」 の運用


kaeru

会員の皆さんの永遠のテーマである、魅力ある働きつづけられる職場づくりに向かって、1歩ずつ前進していきたいと思います。