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看護職のWLB情報【「社内におけるワーク・ライフ・バランス浸透・定着に向けたポイント・好事例集」】

投稿日時:2015年5月12日 カテゴリ:cate-info

看護職のWLB情報【お役立ち情報】

「社内におけるワーク・ライフ・バランス浸透・定着に向けたポイント
・好事例集」が公開されました。

内閣府仕事と生活の調和推進室では、「仕事と生活の調和推進のための
啓発のあり方に関する調査研究」の報告書をとりまとめました。

これまで内閣府仕事と生活の調和推進室が多くの企業に対して、働き方
改革に向けたワーク・ライフ・バランスの取組について調査研究を行って
きた結果、ワーク・ライフ・バランスの推進に成功した企業では、制度
づくりだけでなく、経営トップや管理職、人事担当者による働きかけや、
職員に対する工夫がされていたことがわかりました。

今回公開された報告書やポイント・好事例集は、このような「社内啓発の
取組」に注目し、調査研究を実施した結果をとりまとめたものです。

「仕事と生活の調和推進のための啓発のあり方に関する調査研究」の報告書
http://wwwa.cao.go.jp/wlb/research/wlb_h2703/chapter4.pdf

○ワーク・ライフ・バランス浸透・定着に向けた10のポイント

(1) 経営トップが本気を示す ~経営トップからのメッセージを繰り返し発信する~
(2) キーパーソンとなる担当者等を配置する ~担当者・部署を通じて取組を浸透させる~
(3) WLB(ワーク・ライフ・バランス)管理職をつくる ~管理職が理解し、率先して実践する~
(4) 積極的にコミュニケーションを図る ~個人や家庭の事情を話しやすい風土をつくる~
(5) 「自分ごと」として考える環境をつくる ~従業員一人ひとりを主人公にする~
(6) 組織ぐるみで生産性を高める ~業務の棚卸し、見直し、改善を行う~
(7) 「よく働き、よく休む」を習慣化する ~「休み」を明日の成果につなげる~
(8) 取組の進捗を「見える化」する ~達成状況の可視化でモチベーションの向上を図る~
(9) 業界や顧客を巻き込む ~社外の理解と協力を得る~
(10) 社外の施策を活用する ~国や地方自治体等の表彰・認定等を取り入れる~

好事例集のうち、医療福祉関連は1施設のみの掲載ですが、他業種であっても
きっかけや具体的な取り組みや努力、工夫、課題など参考になる情報が掲載
されていますので、ぜひご覧ください。