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平時における感染症(クラスター)対策について
投稿日時:2021年3月2日 カテゴリ: 重要
会員各位
令和2年11月以降の新型コロナウイルス感染症の感染拡大において、山口県内では医療機関におけるクラスターが発生しました。その中で病床の逼迫状況や患者特性によってはクラスターが発生した医療機関の感染患者が、必ずしも感染病床のある医療機関に入院とはならず発生病院に継続して入院せざるを得ない状況を経験しました。そのことより、平時においては、感染予防の対策を実施すると共に、院内感染が発生した場合に、看護職員等の感染や濃厚接触者としての出勤停止によるマンパワーの減少の中で、自施設において感染患者の隔離等の対応が必要となることを想定した準備が必要であると痛感しました。
このことより、本協会ではクラスターが発生した医療機関に支援を行った看護管理者及び感染管理認定看護師の協力を得て、「平時における感染症(クラスター)対策」を作成しました。内容は不十分なところもあるかと思いますが、医療機関において、感染症対策の参考となればと考えホームページに掲載いたします。
令和3年3月5日
山口県看護協会 会長 西生敏代