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山口県看護研修会館の移転建替について
投稿日時:2025年7月10日 カテゴリ: お知らせ
会員 各位
山口県看護研修会館の本館は築後44年が経過し、老朽化が著しく進行しており、また、新館についても築後28年が経過し、建物や設備に不具合が生じている状況であります。
このため、令和5年4月から、常務理事会において建替えに向けた検討を始めるとともに、並行して、県や関係機関とも協議を進めてきました。
令和6年3月には、常務理事会の検討結果として、「県下の看護人材の確保・育成の拠点としての看護協会と高度で多様な臨床現場を有する県立総合医療センターが連携を強化し、互いの強みを活かしながら医療の第一線で活躍できる人材の確保・育成を図るため、看護協会を県立総合医療センター敷地内へ併設設置する」との基本的な考え方を取りまとめ、理事会に報告しました。
こうした中、令和7年3月には、県において「山口県立総合医療センター機能強化基本構想」の実現に向けて、施設整備の具体的な方向性を内容とする「山口県立総合医療センター施設整備基本計画」(別添:概要版)が取りまとめられ、この計画の中において、「本協会と県立総合医療センターは、令和5年11月の連携協定締結を踏まえ、本協会が県立総合医療センターの建設用地計画地内に移転し、一体的に整備を行うことで、本県の地域医療の発展はもとより、平時からの連携や教育・研修機能の強化を通じて、災害医療や感染症医療、高度専門医療等の拠点として更なる機能強化を図る」ことが位置付けられました。
この計画の決定を受けて、令和7年3月開催の理事会において、本協会の県立総合医療センターの建設用地計画地内への移転建替について承認を得たところであり、また、令和7年6月28日に開催した「令和7年度 山口県看護協会通常総会」においては、これまでの経緯や基本計画の概要及び今後の対応について報告したところであります。
本協会としては、県立総合医療センターに併設することで、人材の確保・育成が図られることはもとより、財源も限られた中において、建設経費の削減や維持管理の面においても経費削減が図られ、将来の経営の安定化に繋げることができることから、この移転建替えが最善の策であると考えております。
今後は、県の整備目標である令和12年度末に向けて、移転建替の具体的な取り組みを進めてまいりますので、会員の皆様のご支援ご協力をよろしくお願いいたします。