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保健師職能委員会は、保健師職能上の問題を審議し、会長に助言することを目的として、保健師7名で構成する委員会です。 保健師の資質向上や保健師活動の課題等を協議し、県民の公衆衛生の向上を目指しています。
委員紹介
委員長 | 林 直美 | |
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委員 | 和田奈都美 | 磯村聰子 |
藤原聖子 | 白井ひろみ | |
遠田千春 | 坂田浩明 |
令和6年度活動報告
1 活動目標
1)保健師の連携強化及びネットワーク推進
2)保健師の専門性を発揮するための資質向上の推進
3)会員増加の推進
2 委員会開催
委員会 8回
支部保健師職能委員との合同会議 2回
3 活動内容
1)保健師の連携強化及びネットワーク推進
①保健師職能集会の開催(R6.6.22)
②保健師職能交流会の開催(R7.3.22)
③保健師職能委員会の開催(4/20、6/22、9/7、10/12、12/14、1/11、2/15、3/22)
④支部連携としての合同会議の開催(10/12、3/22)
R6.10.12 県職能委員7人 支部職能委員9人出席
R7.3.22 県職能委員7人 支部職能委員10人出席
⑤会報やホームページによる情報発信
ひたむきな保健師掲載 6月、10月、新年号
ホームぺージによる情報発信(6月)
2)保健師の専門性を発揮するための資質向上の推進
①研修会の実施:R6.6.22(土) 助産師との合同研修会
講演 「周産期のメンタルヘルス~精神症状のある妊婦さんへの支援のために~」
講師 山口大学教育・学生支援機構 健康科学センター 助教 樋口直子氏
グループワーク「精神症状を呈する妊産婦さんへの支援について~連携促進~」
②在宅ケア推進委員会及び4職能委員会との連携強化
・在宅ケア推進委員会議(11/9)への参加
・専門領域の役割や活動の理解と連携強化のための取組み
③全国保健師職能委員長会(8/2)及び中四国ブロック保健師職能委員長会議(10/18)による情報把握及び情報共有
④交流研修会の実施:R7.3.22(土)
講演 「2040年を見据えた行政保健師のあり方-受け入れる・変える・見分ける-」
講師 山口大学大学院医学系研究科地域看護学分野 教授 牛尾裕子氏
グループワーク
「2040年問題を見据えた、今後の保健師活動等についてみんなで考えよう!」
3)会員増加の推進
①保健師職能集会や職能研修会・交流会の開催
②リーフレット・会員勧誘チラシの有効活用
③会員勧誘リーフレット作成
④会報やホームページによる情報発信
・会報で、ひたむきな保健師を年3回掲載
・ホームページで職能集会や研修会等の情報発信
⑤2025 県内進学・仕事魅力発信フェアINやまぐち(2/14)への協力
4 評価と今後の課題
保健師職能集会については、昨年度に引き続き看護職連携の一環として助産師との合同で研修を実施し、保健師40人、助産師14人の参加のもと、昨年度のアンケート内容で精神疾患を呈する妊産婦への支援について学びたいという声を反映した研修に取り組んだ。講義・グループワークは大変好評であり、それぞれの立場で意見交換を行うことで、互いの役割を理解し連携の必要性を認識することができた。参加者からも「助産師さんと意見交換、ならびに他市町の事業展開状況について知ることのできる素晴らしい機会でした。」等の意見もいただくことができた。
3月22日開催の保健師職能研修・交流会では、会員同士の意見交換の場をもつことができ、2040年を見据え、保健師として今後どのような視点で活動をしていけばよいかを考える良い機会となった。しかし昨年度に比べ参加者が少なく、交流を図るには残念な結果となった。参加しやすい時期を考慮して企画をする必要があった。
各研修会や交流会により、保健師活動の目的、今後の在り方を再考すること、保健師間の連携だけでなく、看護職連携の促進を図ることの重要性を共有することができた。また、今回職能委員会や支部職能委員との合同会議により、保健師職能としてできることは何か、何を狙って活動するかを再検討することができ、保健師職能の意義は、保健師同士のつながりをもち、誇りを持ってキャリアを重ねていけること、看護師職能・助産師職能の交流・連携を通して、他の職能を知り、地域全体の健康づくりを目指して活動することであると再確認することができた。現在新たな勧誘リーフレットの作成に取り掛かっており、来年度にその強みを全保健師へ発信していく方向づけができた。
今後も、保健師としての地域活動を再考する機会を作り保健師間での更なる連携を図るとともに、助産師、看護職能との連携を図り、全世代への地域包括ケアシステムの推進に向けた取り組みを協働で図っていきたい。
令和7年度活動計画
1 活動目標
1)保健師の連携強化及びネットワーク推進
2)保健師の専門性を発揮するための資質向上の推進
3)会員増加の推進
4)他職能等との連携強化
2 委員会開催
1)職能委員会8回
2)支部保健師職能委員との合同会議2回
3 活動内容
1)保健師の連携強化及びネットワーク推進
⑴保健師職能集会の開催(6月)
⑵保健師職能交流会の開催(3月)
⑶支部委員との連携強化(10月、3月)
合同会議を開催し、情報交換
⑷会報「きらめき」やホームページによる情報発信
会報「きらめき」ひたむきな保健師掲載 3回
ホームページ 3回
2)保健師の専門性を発揮するための資質向上の推進
⑴研修会の実施
・改正保健師活動指針の活用について
・他職能との合同研修、意見交換
⑵教育研修計画への参画
3)会員増加の推進
⑴保健師職能集会や交流会の開催
⑵リーフレット・会員勧誘チラシ改訂版の活用
⑶会報やホームページによる情報発信
4)他職能等との連携強化
全世代を対象とした地域包括ケアシステムの構築に向けてネットワークの構築
⑴3職能4委員会意見交換会の参加
5)日本看護協会との連携
⑴全国保健師職能委員長会出席
⑵地区別保健師職能委員長会出席
会員勧誘チラシの改訂版 保健師のこれからを一緒に考えていきませんか・・ PDFファイル(813KB)