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労働環境支援委員会は、看護職が働き続けられる魅力ある職場作りを支援するとともに看護職の確保・定着について検討する。
メンバー
担当理事 | 安永彰子 | |
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委員長 | ||
委員 | 上田三千代 | 伊藤泰枝 |
米村幸子 | 岸川佳江 | |
須山利都子 | 長廣弥生 |
令和6年度活動報告
1 活動目標
1)働き続けられる職場づくりを推進する
2)看護職の確保・定着等について検討する
2 委員会開催
4回
3 活動内容
1)働き続けられる職場づくり研修会の開催
開催日:R6.12.10(火)10:00~16:00
対象:チームリーダー、実習指導等の役割を担う看護職(スタッフ)
※管理者と一緒に自部署の振り返りやチームの課題に取り組むリーダー的スタッフ
講師:株式会社メディフローラ代表取締役 病院経営アドバイザー
保健師・看護師、心理相談員 上村久子氏
研修テーマ:「楽しく!働き続けられるチームづくりを考えよう!」
受講者:61人
2)セカンドキャリア活躍推進事業への提言
⑴セカンドキャリア世代の現状調査
目的:施設看護管理者とセカンドキャリア世代の看護職の労働実態、および働き方に関する意識調査を行うことで実施し、セカンドキャリア世代の看護職が健康で安全に働き続けられる活躍推進につなげることができる。
対象:山口県内の医療機関・老人保健施設、訪問看護ST等の施設管理者 403施設
セカンドキャリア世代で就業中の看護職 1,220人
調査期間:R6.9.2(月)~9.27(金)
方法:自記式質問紙(郵送で配布し、郵送で回収)
回収率:施設看護管理者 190施設(47.1%)
セカンドキャリア世代 564人(46.2%)
4 評価と今後の課題
1) ’ハラスメントのない職場を目指して’リーダー的な立場にあるスタッフを対象にとし、参加してみたいと思えるようなポジティブな研修会となるようを計画し61人が参加した。「相手の状況・立場を慮ること」や「相手の視点・立場を意識しながらコミュニケーションをとることが大切」という学びがあり、心理的安全性が分かりやすく伝わった。講師と研修テーマが一致した研修であった。今年度だけで終わらせず、次年度もこの研修を継続したい。
2) セカンドキャリア世代の看護職の労働実態を把握するための意識調査を実施し今年度は意見を吸い上げる目標は達成できた。その結果明らかになった課題をもとに、今後のセカンドキャリア活躍推進事業への事業を検討していく。
令和7年度活動計画
1 活動目標
1)働き続けられる職場づくりを推進する
2)看護職の確保・定着等について検討する
2 委員会開催
4回
3 活動内容
1)働き続けられる職場づくり研修会の開催
※心理的安全性の高い職場環境づくり研修会(3か年計画の2年目)
⑴目 的:愉しく(たのしく)仕事する心理的安全性の高い職場環境づくりを職場の一員として考える
⑵ねらい:愉しく働けるチームづくりを知り、信頼されるリーダーについて学ぶ。
心理的安全性の高い職場をつくるために、相手に関心を持ち、相手の話が聞けるリーダーについて学ぶ。
さまざまな年代のスタッフとよりよい環境で仕事に取り組める愉しいチームづくりについて学ぶ。
組織の一員としてリーダーとして愉しいチーム作りについて学ぶ。
⑶対 象:チームリーダーをしている看護職スタッフ
※実習指導者等の役割を担い、管理者と一緒に自部署の課題・振り返りのできるリーダー的スタッフ
⑷内 容:講義+演習(講師との打ち合わせで決定)
講義:チームリーダー・スタッフが知っておきたいチーム作りとは
愉しく仕事をするために何をすればよいか
心理的安全性を高めるチーム作りとはなど
⑸時 期:R8.1.16(金)10:00~16:00
2)ナースセンター事業への意見・提言
⑴2025年地域の実情に応じた看護職確保推進事業(日本看護協会)
①領域別・地域別偏在是正に向けた取り組み(セカンドキャリア活躍推進事業)
②看護補助者の確保・定着に向けた取り組み
③看護学生・潜在看護職を対象としたNuPSの周知
会員の皆さんの永遠のテーマである、魅力ある働きつづけられる職場づくりに向かって、1歩ずつ前進していきたいと思います。