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災害支援委員会は、災害支援ナースの育成や円滑な支援体制の構築を目的に保健師、助産師、看護師6名で構成する委員会で災害支援活動の推進を目指しています。
メンバー
担当理事 | 菊池実代 | ||
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委員長 | |||
委員 | 橋本佳子 | 木村直也 | |
村谷香織 | 木下美穂 | ||
村山房子 | 芝田亮子 |
令和6年度活動報告
1 活動目標
1)災害支援活動体制の整備・充実
2)山口県災害支援ナースの育成及び質向上のための支援
3)一般市民への平時の防災意識の向上を目的とした広報等、地域の防災力向上
2 委員会開催
5回(5/17、7/13、9/21、11/9、2/15)
3 活動内容
1)委員会活動内容
⑴災害支援ナース養成研修の内容の検討、企画、実施
日本看護協会からの指示内容を確認し、昨年度実施した内容をもとに研修実施内容の改訂を行った。研修内容については全国で統一された時間、内容で実施。委員は研修会のファシリテーター及び講師の役割を担った。
⑵災害支援ナースステップアップ研修の内容の検討、実施
ここ数年感染症対応に偏重した内容が多かった事もあり、災害対応としてHUGを企画、実施。委員はファシリテーターの役割を担った。
⑶山口県総合防災訓練における展示参加の検討・準備
2)研修開催内容
⑴災害支援ナース養成研修 e-ラーニング修了者に集合研修を実施
R7.12.24、12.25 修了者:51人
⑵災害支援ナースステップアップ研修
R6.7.13 令和6年能登半島地震災害支援における活動報告
避難所運営ゲーム(HUG) 参加者:48人
3)その他
⑴2024年山口県総合防災訓練参加
R6.5.26(山口県総合防災訓練(岬之町埠頭)委員他8人参加。
災害時・避難時に役立つ知識や技術体験(手指衛生・救急救命法の体験型展示)
⑵関係機関、団体との協働、協力
4 評価と今後の課題
1)評価
昨年より新制度となった災害支援ナース育成研修について、昨年度は初回であることから受講者数が想定しづらい事、新災害支援ナースの人数確保等の観点から2回実施としたが、本年は1回での実施とした。研修内容について、主に「感染編」と位置付けられている2日目については日本看護協会主導での改訂点も多く、次年度以降も修正を重ねて実施していく。ステップアップ研修については近年のステップアップ研修では感染症に偏重した内容での開催が多かった事もあり、COVID-19流行前に開催していたHUG(避難所運営ゲーム)を中心とした内容での開催とした。受講生自身もパンデミックを経験した事で、以前とはまた違った視点でのディスカッションが聞けるシーンも多く見られ、災害支援ナース既登録者の知識の向上とモチベーションの維持・向上に繋がった。
県の総合防災訓練に於いては、看護協会の災害時の活動PRと、手指衛生・救急救命法の体験型展示を行った。展示スペースが屋外であったが、強風のためパネルや手指衛生の展示が困難となる等のトラブルがあった。展示ブースの移動も困難であったため、来年度以降の展示については可能な限り屋内での展示を希望する。
2)課題
今年度、3人が災害支援ナース養成研修の企画・指導者研修を受講し、制度変更後の養成研修の修正点、日本看護協会の考える方向性の確認もできたため今年度の養成研修に反映させる事ができた。今後も日本看護協会から発信される情報を積極的に収集していく。
ステップアップ研修については、災害支援ナースの質の維持・向上のための企画・運営を行っていく。
令和7年度活動計画
1 活動目標
1)災害支援活動体制の整備・充実
2)山口県災害支援ナースの育成及び質向上のための支援
3)一般市民への平時の防災意識の向上を目的とした広報等、地域の防災力の向上
2 委員会開催
8回
3 活動内容
1)委員会内容
⑴災害支援ナース養成研修の内容の検討
⑵災害支援ステップアップ研修の内容の検討
⑶山口県総合防災訓練におけるWeb展示・広報の内容の検討と準備
2)研修開催内容
⑴災害支援ナース養成研修 災害編集合研修 1日間
⑵災害支援ナース養成研修 感染編集合研修 1日間
⑶災害支援ナースステップアップ研修 2日間
⑷意見交換会(災害派遣があった場合)
3)その他
⑴山口県総合防災訓練 R7.5.25(日)
⑵関係機関、団体との協働、協力